こんにちは、カニカマです。
今回は大のアニメ好きの私が『鋼の錬金術師 fullmetal alchemist 』を見た感想、評価を紹介していきたいと思います。
鋼の錬金術師とは作者、荒川弘さんによる漫画で「ハガレン」という愛称で呼ばれており、月刊少年ガンガン(スクエアエニックス)で、2001年8月号から2010年7月号まで連載されました。
全108話でコミックスは全27巻です。アニメ放送は2003年に1度されていたんですが、アニメが原作に追いついてしまうということでストーリーがアニメオリジナルが多く、原作とだいぶ違います。
今回ご紹介する『鋼の錬金術師 fullmetal alchemist 』は2009年4月から2010年7月まで放送され、ストーリーはかなり原作に近いと思います(第一話だけアニメオリジナル) 。 全64話です。
アニメのあらすじ!
錬金術が存在する架空の世界を舞台とした物語。
幼い頃に最愛の母親(トリシャ)をなくした物語の主人公エドワード(エド)と弟のアルフォンス(アル)は錬金術における最大の禁忌、人体錬成でトリシャ蘇らせようとする。だが、錬成は失敗し、エドは左足を、アルは自らの体を全て失ってしまう。
エドは自身の右腕を代価として、アルの魂を「鎧」に定着させることに辛うじて成功するが2人は自分たちの行いを後悔する。その後エドは自ら失った右腕と左脚に機械鎧(オートメイル)を装着し、アルの体と自分の右腕と左足を取り戻す方法を見つけるために国家錬金術師となり様々な苦難を乗り越えていく・・・
アニメへの評価は ストーリー、キャラクター、声優、作画、音楽、の5つに項目にわけて行いたいと思います!!
(最高☆5、最低☆1)
これはハガレンのキャッチコピーである「この掌にあるのは希望か、 絶望か。最強のダークファンタジーがここに」。もうね、
まんまこれ。
どうしたらこんなストーリーが思いつくの?って感じ。
最高です笑。
まず主人公に「体を取り戻したい」というシンプルでとても分かりやすい目的があります。
さらにキャラの1人1人に熱い強い意志と壮絶な過去があり、でも共感できる内容になっています。
伏線の回収もとてもいいです。毎回ハラハラ・ドキドキさせられます。
このアニメの特徴「錬金術」。作者が女性だからなのか良くも悪くも変な技名などなくシンプルかつインパクトのある技が僕はとても好きです。
戦争や内戦、国の歴史、人種差別など難しいことまでシンプルで誰にでもわかるように説明してあります。たまに心が苦しくなるような話もありますがそれも魅力の一つです。
僕は勝手にアメストリスはドイツ、ドラクマはロシアだと思って見てました。
そして外せないのが笑いの要素。実は私、ギャグが大好物なんです笑
いつもはとてもシリアスなことが多いんですが、たまに入ってくるギャグがもうたまらん!
これも僕にとっての評価がかなり高いです。
キャラクターも素晴らしい!もうみんな魅力的!そして名前もかっこいい!
上記でも書きましたがキャラクター1人1人に熱い強い意志と壮絶な過去があり、でも共感できる内容になっています。
エドとアルの性格の真っ直ぐさ、素直さ、兄弟愛がいい。そしてその真っ直ぐな2人の目標達成を心から願い、支えていく人たちがとてもカッコいい。もう男前。
そして名作には欠かせない魅力的な悪役たち。個人的にお父様はあまり好きじゃなかったけど、スカー、キンブリー、キング・ブラッドレイはすごくいい!てかキング・ブラッドレイって名前かっこよすぎだろって感じです笑
では僕の好きなキャラ、ロイ・マスタングとキンブリーとキング・ブラッドレイの3人を紹介します!!
マスタング大佐はとにかくかっこいい。
イケメン、抱かれてもいい、いやむしろ抱かれたい。
あと指パッチン最高。時々入るボケもいいです!
嫁であるホークアイ中尉との掛け合いも萌えますよね。早くくっつかないかな〜〜〜なんて笑
キンブリーは一言で言うとサイコパスで、頭がとてもいいのにクレイジー!これぞ悪役って感じ。爆発の錬金術も良いですよね。
キング・ブラッドレイはこういう人が民衆の上に立つ人なのかなって感じ。
さすが大総統!もう強すぎて勝てるイメージがわかないっという絶望的な強さが魅力的でした。
戦車をぶっ壊すところなんて最高です
ただ少し残念なのがあの機械オタ、いやヒロインのウィンリー・ロックベルがあまり可愛くない!
このアニメではミラ・アームストロングやイズミ・カーティスなどの女性キャラも男前(気が強い)に書いてあり、作者が女性だからカッコいい男前の人たちは書けるが可愛らしい、男性ウケする女性は書きにくかったのだと思います。
それを含めても、とても魅力的なキャラクターたちばかりですね。
私は声優さんがすごく好きなんです。
その中でもハガレンの声優さんたちは素晴らしかった!
主役のエドの声を担当した朴口美さん、青年らしさを意識した少し掠れた声がとてもエドのキャラクター像にあっていて、さすがの一言。
朴さんはエドの声に近づけるためにハガレンの収録前は、カラオケに行って声を枯らしてから、収録に臨んだそうです!
もうプロ!これぞプロ!
他にも山寺宏一さんや三木眞一郎さん、宮野真守さんなども出演していて超豪華!みんな素晴らしかったです!
名セリフ!!!
声優さんを大好きな僕が個人的に凄いっ!と思ったセリフ、演技を紹介したいと思います!
第41話「奈落」 「思い出せ!あの時の感覚を!!」
キンブリーとの戦闘後、お腹に鉄の柱が刺さってしまったエドが助かるために自身の錬成を行うシーン
ただ一言、すげえ。朴さんの演技力に脱帽です。凄すぎる。鳥肌が立ちました。
言葉では伝えにくいので見てください笑 おすすめです!!
第33話 「ブリッグズの北壁」 「キンブリー!!!」
スカーが家族の仇であるキンブリーをあと一歩のところで逃がしてしまうシーン。
ちょっとマニアックですが・・・
シンプル・イズ・ベスト。 たった一言なのにそのキャラクターの悔しさや怒りが分かってしまいます。とても印象に残るセリフで声優の三宅健太さん凄いなーと思いました。
作画もとても力が入っていたと思います!
5クールもあるとどうしても一つの話に時間を割くことが出来なくなるので作画に力を入れることが難しいと思うのですがハガレンは細部まで気を配っていてすごい!
特に戦闘シーンは本当によくできています。
さらに最終話に近づくにつれてどんどん良くなったと思います!主題歌の作画も良かったです!
このっ 思いを〜 消してしまうに〜は まだ人生長いでしょ♪
名作アニメと呼ばれる作品はものすごく主題歌やBGMがいいです。
ハガレンはどのクールの主題歌がものすごく良い。Yuiのagainから始まりとても人気のあるアーティストたちが主題歌を歌っています。
音楽は千住明さんが担当しています。アニメの場面にすごく合っています。
僕はバイオリンの悲しい音楽が好きです(ヒューズ中佐が亡くなった時などに流れる音楽です) めっちゃ心に響きます!
注目して見てほしい話
私が個人的におすすめしたい話を紹介します!
第4話 「錬金術師の苦悩」
これです。これは外せません。おそらくたくさんの人にトラウマを植えつけたであろう話です。
あらすじ
2年前、人語を解する合成獣(キメラ)の錬成に成功した生体錬成の権威者「ショウ・タッカー」氏のもとを体を取り戻す手掛かりを探しに訪れたエドとアル。
そこでタッカーの娘ニーナと犬のアレックスと親しくなる。
一方、年に一度、研究成果を報告する「査定」日を前に、タッカーは焦りを募らせていた。
「もっと精密なキメラを作らなければ、国家錬金術師の資格をはく奪されてしまう・・・」。
そう考えたタッカーは 娘のニーナと犬のアレックスの2人を錬成してキメラにしてしまう。
2人はもう元には戻らない。それを知ったエドはタッカーに激怒する。
もうトラウマです。「お兄ちゃん、遊ぼう」。うわ~~~!!なんなんだこのセリフのセンス!!
そしてエドに殴られているタッカーをニーナキメラが止めるところ。
もう鳥肌が立ちました。こんなにいい子なのに「お前はなにしとるんだ!」って感じですよね。
この回は行き場のない悲しみと恐怖を表していてとても印象的・・・いやトラウマでした笑
第53話 「復讐の炎」
さあ我らがアイドル
マスタング大佐のPV回です。
あらすじ
マスタング大佐は親友のヒューズ中佐を殺害した犯人をずっと捜していた。
そんな時彼の前にホムンクルスのエンヴィーが現れる。
初めて会ったエンヴィーに「ヒューズを殺したのはおまえか」と尋ねるマスタング大佐。
やっと犯人にたどり着いたマスタング大佐は復讐の炎にやかれる。
とりあえずかっこいい。マスタング大佐もかっこいいですが、声優の三木眞一郎さんの演技がすごいです。声優さんって本当にすごい。
そしてマスタング大佐の嫁のホークアイ中尉!!(恋人でもありません)彼女の大佐への忠義、信頼がとてもよく表れていました。
今回はアニメ「ハガレン」を紹介させてもらいました!
ハガレンはすべてのレベルが高いアニメだと思います。僕は大好きです!
さあ皆さんも「最強のダークファンタジー」を是非見てください!!